面白い文章って何?社会人10年生は大人の教養が欲しい

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こんにちは。カラベアです。

3日に1度の更新をという目標もどこへやらの今日この頃。

去年はもっぱら料理やグルメの話ばかりをしていましたが、新年もはじまり少し趣向を変えて今までになかったパターンで記事も書いてみようかと。

ずばり「社会人10年生から知的な大人になる計画(読書)」ってなわけで読書ネタに挑戦してみることにします。

30代になって3年が過ぎた。結婚もしているし、もういい大人になっているカラベア。

中高生からしたら、すっかり「おじさん」と言われる年齢である。

学生時代の読書習慣といえば、おもに少年ジャンプを読むくらい。たまにサンデーとガンガンも。

しかし、そろそろ知的で教養のある大人に変貌したいところ。

そんなこんなで最近は電子書籍を活用して、空き時間にちょこちょこと本を読むようになってきました。

せっかくなので、本の内容を振り返る意味もこめて書籍紹介をしてみます。

今回紹介する本がこちら。

樋口裕一著「文章力の鍛え方」

なぜこの本を読んだのかと言うと、理由は2つあります。

まず1つ目の理由はせっかく書いているこのブログの文章が、少しでも面白くなればいいなと思うから。

今のところブログ記事を読んだ嫁さんが、たまーに生温かい目線でなかなか面白かったよという評価をくれます。

しかし1日にわずかなアクセスしかないブログですので、それ以外はほとんど反応もありません。そのため、なかなか更新のモチベが上がらなかったり・・・

ぶっちゃけ、もっと反応をもらえるように面白い文章を書きたい!という承認欲求を満たしたいです。

2つ目の理由は、この本が電子書籍のストアで割引セールされつつ、評価レビューがそれなりに良かったから。

本を読み終わってからレビューを見返すと、他の人がどんな感想を持ったのか分かるので、カラベアはある程度レビュー数が多いものを読むのが好きなんです。

ちなみに、「kindleストア」と「Book Live」という2つのストアで電子書籍を買っています。どちらもセールやポイントバック、割引クーポンなどでお得に購入できることが多いので嬉しいです。

うーん話が脱線して、肝心の本の中身になかなか入ることができません。

ほんとに文章力の本を読んだのかという感じが漂いつつあるので、そろそろ中身の方に触れていきます。

先ほど、「この本を選んだ理由は2つあります」といって文章を展開させました。実はこれこの本で文章のテクニックとして紹介されていた技だったり。

なんでもフランス人が好んで使うらしく、彼らは持論を述べる時にとりあえず「理由は3つある」と言って話はじめてしまうそう。

なぜ“とりあえず”が付くかというと、別にあらかじめ考えているわけではなく、話ながらテキトーに理由を決めてしまうから。

そのため、よくよく彼らの話を聞いていると、理由が3つに収まっていなかったり、1つしかないなんてこともあるみたい(笑)

いったい何で、このような辻褄の合わない話し方をするフランス人がいるのでしょうか?

その答えは、話し方のフレームを先に覚えてしまうことにあります。

この「理由が3つある」という展開のさせ方が、知的に見せる話し方として定着しており、若い内から会議や打ち合わせでこのフレームに当てはめて意見を述べる訓練を積むようです。

形から入って話の辻褄を合わせるために、あれこれ考えながら話をする内に本当に論理的で知的な話ができるようになるという仕組みです。

この本、樋口裕一著「文章力の鍛え方」には、こんな感じで文章力を鍛えるためのテクニックが色々と60個以上書かれてました。

著者の方は、多摩大学の教授で小論文や作文の通信制指導塾を開いているというご経歴。そのため文章の表現力や描写力を上げるというよりは、文章を書く時の理論や考え方を教えてくれる内容の1冊になっています。

他の方のレビューでは、高校や大学受験に向けて小論文対策のため読んだという感想も多かったです。

カラベアは自身のブログをもっと面白くしたいと思い、この本を手に取ったわけですが、何気なく書いている文章というものにも理論やテクニックがあることを知りました。

そもそも面白い文章っていったい何なんでしょうね?

この本を読んで感じたのは、そこが分かっていないと面白い文章って書けないんじゃないかってこと。もう少し深く考えてみることにします。

まずはカラベア自身が、映画、ドラマ、漫画などで面白かった満足感があったと感じる場面を考えてみました。

抽象的な言い方にはなりますが、ユーモアがありつつ自分の知らなかった、気づいてなかった知識や考え、体験や感情を与えてくれるものって感じな気がします。

そういった経験を与えてくれる作品の中でも特に、登場人物に共感ができて、自分が前向きな気持ちになれる、何かプラスの感情を与えてくれるものが満足度が高いです。

その辺を考えると、カラベア自身がこのブログで書きたい面白い文章というのは、「クスっと笑えるユーモアが散りばめられつつ、何か役立つ情報があって、読んだ後に前向きな気持ちになれるもの」って感じなのかな。

そういえば、この本のなかで紹介されていたもので、漫画やバラエティー番組の内容を文章で書いて面白さまで表現してみるというトレーニング方法も紹介されていました。

漫画の場合は絵で動きを表現できますし、お笑い番組であれば表情やセリフの間なども重要ですので、その面白さを文章だけで表現するとなるとかなり高度な文章力が求められますよね。

その内容自体を理解して、面白さのポイントが分かった上で文章にしなければならないので、分析力や表現力も鍛えられるトレーニング方法として紹介されていました。

こうして考えてみると面白い文章を書くのって、やっぱり随分と奥が深い。

頭が良くないと無理なんじゃ・・・。難易度がぐんぐん上昇していきます。

ふとドラクエの「かしこさのたね」が頭に浮かびました。

ドラクエというゲームでは「かしこさのたね」という素敵アイテムがあって、使用すると頭が良くなって魔法を覚えたり、魔法が強くなったりします。

うーん、あんな便利なアイテムがあれば、カラベアも頭が良くなって今すぐ面白い文章が書けるかもしれないのに残念。というか、「本」というものが、この現実世界での「かしこさのたね」なのかもしれませんね。

自分というキャラが現実世界での「かしこさのたね」を使い続けると、いったいどんな素敵な魔法を使えるようになるのでしょう?それを考えるとワクワクもしてきます。

ゲームのように一瞬でかしこさが上がるというわけにはいきませんが、面白い文章を書けるようになる姿をイメージすると、本を読むのが楽しくなってきますね。

ということで今回は、樋口裕一著「文章力の鍛え方」を読んでの書籍紹介でした。また皆さんが楽しめる記事を更新していきますね。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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