こんにちは。カラベアです。
前回に引き続き、「たまにしか料理しない不器用夫が、男飯作りにハマるには?」について考えていきます。
前編はこちらからどうぞ!
「前編のおさらい」
まずは前回のおさらいを軽くしてみます。(本当の目的は前回書いた内容を、カラベアが思い出すことですが笑)
夫が料理にハマるには一体どうすればよいのか?
まずは料理にハマれない理由を考察しました。
料理には苦手意識を生む4つのハードルがあります。
それが以下の4つ
①料理をする意義、目的がない(楽しみが見いだせない)
②料理のやり方がわからない(作り方、メニューの決め方など)
③料理が上手くできない(食材の扱い、調理器具の扱いなど)
④料理をしたことに対する報酬がない(美味しくできなかった、喜ばれなかったなど)
逆に言えば、この4つのハードルが無くなれば、もしくは自分にとって追い風になれば、料理にハマってしまうのではないでしょうか?
それぞれのハードルを越えるポイントもまとめました。
①料理の一番の目的や意義は、誰かに食べてもらうこと
②レシピ本や検索など、料理のガイドに頼る
③簡単なものから、とにかく挑戦
④自分にとって料理をすることのポジティブな報酬を知る
前編の記事では、ここまで考察をすすめたところで終えています。(もっと詳しく読んでみたくなった方は、上の前編記事のリンクで飛んでくださいね)
そして前回最後に予告した通り、後編の記事では4つのハードルを踏まえた上で、「たまにしか料理をしない夫が男飯作りにハマるため」の手助けとして、カラベア流男飯作りのテンプレというものを書いてみたい思います。
これは料理に苦手意識を生む4つのハードルの内、とくに②の「料理のやり方が分からない」の解決が目的です。
普段は料理をしない、そんな人も・・・
「今日は誰もご飯を作る人がいない」
「記念日に料理をふるまって喜んでもらいたい」
「なんとなく作ってみたくなった」
ふと何かのタイミングで急に料理をしたくなるかもしれません。
でも、普段全く料理をしない人は、まずどこから手をつけていいか見当がつかなかったり・・・
そんな料理初心者さん向けに、とりあえず料理を始めたい人のためのガイドとして、このテンプレを提案してみます!夫にどうにか料理をさせたいという人、なんか急に夫が家事にやる気を出したという人は上手いことこの記事を読ませてね
「“カラベア流”男飯作りのテンプレ」
「料理に挑戦するにあたって、まず何から始めるか」
この記事を読んでいる料理初心者の方に質問です。(もう中級者だぜという方は初心を思い出して考えてみよう)
あなたは料理というものは学校の家庭科でやったくらい。普段はもっぱら食べる専門で、自分では全くやりません。
最近、知人が料理をしているという話を聞いて、なんだか急に自分も料理をしてみたくなってきました。
上手くできたら誰かに食べさせて、意外と上手くて褒められちゃうかも・・・なーんて淡い期待も膨らみます。そんなあなたのほぼ始めての料理への挑戦。
そんなタイミングでの質問です。
『料理に挑戦するあなた。まず一体何から始めますか?』
ちゃらーん!Let’s thinking time!(笑)
さて皆さんは、一体どこから手をつけようと考えたでしょうか?
答えを予想してみました。
「ネットで自分の好物や、作りたい物のレシピを検索する」
「料理の初心者向けの本を購入しに行く」
「とりあえず食材を買いに行ってみる」
「得意な人に教えてもらう、習いに行く」
・・・こんな感じですか?
色んな方法が出てきたのではないでしょうか?
中には「冷蔵庫の食材を確認する」なんて気の利いた発想が出てきた人もいるかもしれません。そんな人は、完全に料理初心者の気持ちになれていないので減点(笑)
ここで例に挙げた料理に挑戦するために何から取り組むのかということについて。ぶっちゃけどの方法が良くて、どの方法が悪いということもないと思います。
実際、それぞれの人が色んな入り方で料理をするようになり、それで楽しんで料理を続けている人がいるわけで、自由にやればいいと言えばその通り。
(ただもしこの中から選ぶのなら、とくに「誰かに教えてもらう」という方法は、確実に料理を作り上げるところまで行けて、よりベターなのでは?という感じはありますね)
でも完全に自由というのは、逆に言えば何から手をつけていいのか全く指針がないということ。これはもう大海原に小舟に放りだされたようなもので、初心者はほとほと困ってしまいます・・・
前編の記事で、「分からない」ことがあるというのは、料理に苦手意識を生むハードルになるということもお伝えしましたね。
あれ、そうだっけ?と思った方は何度でも前編を読んでいいですからね。親切心でリンクを貼っておきました。少しでも記事を読んでもらうための小細工をはさみます(笑)
そこで“カラベア流”では、例に挙げた方法をさしおいて、独断と偏見と夢と希望と少しの不安をごちゃ混ぜにして、まず確認すべきことを決定します。
まず初心者が一番最初に手をつけるべきことは、自分の調理環境を確認するということなのです!
「自分に作れる、作りやすい料理を知るために」
考えてみれば、いざ料理を始めようと思っても、各々の環境でキッチン事情は異なっていますよね。
「キッチン(調理スペース)の広さは?」
「ガスコンロは何口あるのか?」
「フライパンや鍋はあるのか?」
「レンジやオーブンはあるのか?」
「調味料は何があるのか?」
もしかすると、調理器具のピーラー(皮むき器)やおろし器なんか持ってないし、そもそも「包丁やまな板がない」なんて場合もあるかもしれません。
普段は外食か出来合いのものを買って食べるだけの人が、たとえ料理をしようと思いたち習いに行ったとしても、何も調理環境が揃っていなければ、今度は一人で作ろうと思ってもできないなんてこともあり得るのです。
そこで、自分の調理環境でどんな料理が作れるのか、逆に作れないのか、自分が作りたい料理にはどんな調理が必要なのかを確認しましょう。
とりあえず最低限確認してもらいたいことをリストアップします。
(普段から自分以外の誰かが料理するのであれば、ほぼ環境は整っているはず。どこに何があるのか台所の主に教えてもらいましょう)
1.水場、調理スペースがあるか(食材を洗う、切ることが可能か)
2.包丁とまな板があるか
3.火元の有無、フライパンや鍋があるか
4.補助的な調理器具の有無(計量スプーン、計量カップ、お玉、ピーラー、おろし金)
5.調味料があるか(塩、砂糖、醤油などは何が揃っているか)
6.電子レンジ、オーブントースターがあるか
7.炊飯器があるか
お箸やスプーン、お皿などの食器はおそらくあるだろうと仮定しています。
実際にカラベアが不器用なりに料理をすすめていく上で、ここまでは揃っていて欲しいぞというものを書きだしました。
完全初心者がレシピ通りに作るから問題ないと思っていても、例えば計量ができないと味付けができませんし、お玉がないとスープを上手くよそえません。そしてピーラーがないと野菜の皮むきなんてただの苦行です。
レンジで加熱するなんてザラにありますし、炊飯器が無い人はパスタなどの麵料理をメインで作っていく感じになるかと思います。
自分の調理環境で何が作れる、作りやすいのかを知るために
初心者の方はまずこの確認から始めましょう!
この確認を済ませておけば、仮に自分の作りたいレシピがあった場合に、そのレシピが調理可能か判断できますので。
1~3の環境がそもそも揃っていないという方は、残念ながら料理をするという環境では無い(m´・ω・`)m ゴメン…
「カラベア流男飯作りのテンプレ」
料理をするにあたって、まず何から始めるかについてこそ熱く持論を展開しましたが、ここからはサクッと、実際にやっている順に沿ってカラベア流の男飯作りの流れを紹介します。
①調理環境の確認(初めての時だけ)
②レシピ本を見てメニュー決め
③スーパーで食材や調味料など必要な物の買い出し
④調理開始
⑤盛り付け、セッティング
⑥メニューの紹介、食べる
⑦片付け
ざっと、こんな感じですが少しずつ補足しておきます。
②メニュー決めは電子書籍(kindle本)のレシピ本を活用。
肉や魚などのメイン+サラダorスープ+小鉢的なサブ+白ご飯
(糖質オフを気にしている嫁さん用に、ご飯の代わりに煮卵)
だいたいこんな感じの組み合わせで3~4品くらいで作っています。
ちなみにカラベア手持ちのもので一番簡単でオススメできる本を選ぶならこの2冊。
「俺のフライパンレシピ」の方は使用する食材が少なく、調理も簡単なものが多く紹介されており、ご飯がすすむレシピも充実。カラベアも最初は特に重宝しました。
「作りおきの野菜おかず」の方は、メインのおかずやサラダなどを作った後の、残りもの野菜でもう1品作るのに活躍しています。各野菜ごとに4品くらいはレシピが載っているのでかぶりにくく使いやすいんです。
簡単なレシピを選ぶコツはレシピ本をみて、使用する食材の数、文章の量とその内容、調理時間が少なめの物あたりから選んでください。
そして最初は、あんまり品数や組み合わせのことも気にせず、好きなおかず+白ご飯+お茶からでいいですよね。
③買い出しの際は、先に決めたメニューから必要なものをメモしてから行く。先に買うものを決めていないと余計な物に手が伸びてしまったり、予想外にスーパーで時間を潰してしまったということになります。
ちなみに、ここでも電子書籍だとメモしなくてもアプリやスクショしたものを見れば、すぐに材料の確認ができたり、欲しい食材がなかったときメニューを考えなおしやすかったりと、メリットがありますよ。
①調理環境の確認(初めての時だけ)
②レシピ本を見てメニュー決め
③スーパーで食材や調味料など必要な物の買い出し
④調理開始
⑤盛り付け、セッティング
⑥メニューの紹介、食べる
⑦片付け
④調理開始です。カラベアが料理する一番の目的は嫁さんに食べさせることですが、あまり出来たてで出すことにこだわっていません。(本当はブログのネタのためというのも・・・)
早い時には午前中から始め、お昼にはほとんど作り終えてしまいます。
サラダは冷蔵庫で冷やしておき、スープは夕方また温めて、メインのおかずは最後の加熱する段階でとめておき、嫁さんが帰って来る頃に調理再開ってな感じが多いです。
そうすれば残った時間は、自由時間になるのでテキパキ作ろうというモチベーションにつながります。自分にストレスにならない調理の仕方というのも模索してみてください。
調理の方法については、失敗しても上手くいかなくてもいいやと思って、どんどん簡単なメニューから挑戦してくださいね。
⑤盛り付け、セッティングにも少しこだわってみるといいと思います。スマホで作ったものを記録しておくと、見返したときに自分の成長を実感できます。
その内、メニューの彩りや盛りつける食器が気になりだします。
そして無駄にパセリやネギをふりかけたくなったり、粉チーズをかけたくなったりと小細工も覚えていきます(笑)
⑥メニューの紹介、食べるに入りましょう。
これはどうやって味付けをした。買い物のときにあんなことがあった、調理中にこんなことがあった、ちょっとした会話も食事を美味しくするスパイスに変わります。
⑦後片付けまでやって男飯作りの完遂です。
これはあれです。帰るまでが遠足理論と同じな感じです。
せっかくですので最後まで“おもてなしの心”全開で行きましょう。
以上。「“カラベア流”男飯作りのテンプレ」紹介終わり。
「まとめ 美味しい料理を食べたら喜ぶ、そして褒める」
前編の記事では、料理したことに対する報酬がなければ、また料理をするモチベーションにつながらないとお伝えしました。
これは仕事や家事など多くのことに当てはまる普遍的な心理かもしれません。
この記事を読んだ方で、もし普段全く料理しない方は、けっこう色んなことを気にして料理しないといけないのかと感じたのではないでしょうか?
もし誰かの美味しい料理を食べたら、喜んで褒めてください。その誰かは大きな報酬を得ることができます。
「美味しい」
「嬉しい」
「ありがとう」
色んな精神的報酬の言葉がありますね。
凄い素敵な話でまとめると見せかけてで、最後に夫を男飯作りにハメるとっておきの褒め言葉をカラベアが教えましょう!
『凄い!誰々にも食べさせたい!また作って!』
これだけでオッケー🙆です!
褒め方として、男性には「美味しい」より「凄い」の方が効果的です。そして誰々にも食べさせたいと言うことで、さらに褒めてくれる人が増えるのではという承認欲求も刺激します。
また長ーい記事を書いてしまいカラベアも疲れてきました。もう最初の方に何を書いていたか確認する元気もありません。
もうこのフレーズだけ覚えていたければカラベアの本望です(笑)
ということで、今回は「たまにしか料理をしない不器用夫が、男飯作りにハマるには? 後編」をお届けしました。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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記事を書きながらAmazon primeで何本も映画をながら見してしまいました。一番面白かったのこれです。
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