ある日の会話
「家の窓からさー、スポーツジムが見えるよね」
『あー私が、前に通ってたところねー』
「けっこう離れてるから中までは見えないけど、マサイ族の人だったらちゃんと中まで見えるのかな?」
『えーどうなんだろうね。でもあんま遠くが見えすぎる人とか、逆に手元の字とか読めなそうじゃない』
どうなんだろう?なんか無性に気になってきました。
こんにちは。カラベアです。
カラベアは目が悪いので、メガネやコンタクトを使っています。たしか中学生の途中くらいから使っていたかな。はじめは教室の一番後ろの席から黒板の字を見るために使うくらいだったのが気づけば、寝るときとお風呂以外では手放せない存在になっています。
アフリカの人とか、マサイ族って凄く目がいいって聞きますよね。いったいどんな風に見えているんでしょうね?虫めがねを平常装備みたいな感じなんでしょうか。
せっかく浮かんだ日常の疑問ですので、これも簡単に調べてみることにします!
ブログを書き始めてから、何について書こうかなーとよく考えるようになりました。こんな気軽なテーマもたくさん書いていけたらいいですね。
そもそも視力の数字って、どうやって決めるの?
視力の数字は、2つの点が離れていることを見分けられるかどうかで決められるそうです。
視力検査でおなじみの「Ⅽ」のマーク。穴が空いている場所を目視する検査ですが、正確には2つの離れた点と人の目の3点とで作られる角度「視角(しかく)」を測定しています。視角は2つの点が離れているほど大きくなり、逆に近いほど小さくなります。そして2つの点を見分けられる一番小さな視角を「最小視角」といい、これが人の視力の基準となります。
なので、最小視角がいくらか=どれだけ距離の近い2つの点を見分けられるかでその人の視力が決定されているということのようです。
ちなみに、この「Ⅽ」のマークには「ランドルト環(かん)」という名前がついていました。へーと思って嫁さんに話したら、すでに名前を知っていて驚きです。なんか男心をくすぐるカッコいい名前なので、カラベアの記憶にもしっかりと刻まれることでしょう!
一般的に使われる視力検査の表で測っても、視力は2.0までしか分からないそうです。正確な視力を測ることが目的なのではなく、日常生活に支障があるかないかを調べるための検査ってことなんでしょうね。
マサイ族ってどれくらい見えてるの?
マサイ族の平均視力は3.0くらいあるそうです。私たちと同じような生活を送る都市部のマサイ族の視力は1.0くらい、野生に生き狩りに燃えるプロフェッショナルなマサイ族だと視力8.0もあるのだとか。
このことからも分かるように、視力の良し悪しは遺伝的なものよりも環境的なものが大きいようです。
2013年の日本のテレビ番組のアフリカ部族を集めて視力№1を決めるという企画では、ハッザ族の代表がなんと視力11.0という記録を出したそうです。
視力11.0というのは、14階建てのビルから地上を見下ろした状態で、立てたパスタの束の1本1本を数えられるのだとか。この情報はメガネスーパーさんのHPに書いてありました。
【夢のメガネ】「遠くがミエルメガネ」視力11.0では、どこまで見えるのか? | メガネスーパー 眼鏡(めがね、メガネ),コンタクト,サングラス,補聴器販売
文字だけ読んで想像しても、もはや何がなんだか・・・。
確実に凄いとは思うのですが、実際にその場に立ってみなければ実感しづらい凄さですね。
マサイ族ではなく日本人の方ですが、凄く目の良い人のお話が書いてあったので紹介させていただきます。
こちらの、こーにゃーさんのお話しによると目が良すぎると、ディズニーランドのファストパスや待ち時間が遠くから分かったり、嫌な人が近くに来る前に逃げれたり、視力検査ではこんなに目が良い人はじめてですよと言われて嬉しいなどのメリットがあるそうです。
ただし、小さな虫の足の形までよく見えてしまったり、小さな汚れや埃まで目につくので掃除が大変なのが困ったことなんだとか。
この記事以外にも色々とブログを読ませていただきました。過激なブログ名は、なんとこーにゃーさんの奥さん自身の発案だそうです。
こんな過激なブログ名とは裏腹に、夫婦仲良しで奥さんと息子さんが大好きな方でした。男性目線の子育て記録が充実しているので、よければ覗いてみてくださいね。
マサイ族はカラベア家からスポーツジムの中の人が分かるのか?
マサイ族の平均視力が分かったので、冒頭のカラベア家の会話について考えてみます。
ランドルト環による視力検査では、5mの距離から1.45㎜の切れ目を判別できれば視力1.0となり、10mなら視力2.0、15mなら視力3.0となります。マサイ族は平均視力が3.0なので、15mから1.45㎜が判別できるということですね。
グーグルマップでカラベア家からスポーツジムの距離を測ってみると、その距離は464mでした。15mを31倍すると465mになるので、1.45㎜も31倍すると44.95㎜です。つまり465mからなら45㎝の切れ目を判断できるということになりますね。
仮に人間の身長を160㎝で考えるなら45㎝の3~4倍なので、人の存在は十分に目視できそうです。顔の判別というのはかなり難しそうですね。体型なんかでも厳しい感じでしょうか。
スポーツジムの写真
真ん中奥の大きな窓が並んでいる建物がスポーツジムです。スマホの4倍ズームで撮りました。ここからだと人がいる様子は分かりませんが、窓の側がランニング用レーンになっているので近づくと走っている人の姿が見えます。
マサイ族なら、ここから人の姿が分かるのかー。凄いものですね。
そのくらい見えたら街並みの観察も凄く楽しそうです。
ここからは桜島と錦江湾も遠目に見えます。また、よく晴れた日に写真を撮ってブログあげさせてもらおうかなー。
ということで今回は、マサイ族の視力のお話をさせていただきました。また日常の疑問を調べつつ、皆さんが楽しめる情報をお届けしていきますね。カラベアも自分の疑問が晴れて満足でした。
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