転倒注意!乳歯が埋まった、抜けたケガの体験談と対処法のまとめ 

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こんにちは。カラベアです。

先日ネット上で、痛々しい乳歯の事故が起きてしまった人たちの体験談を見つけてしまいました。お子さんが転んで顔を打ち、生えかけた乳歯が歯茎にまた埋まってしまうケガをするケースがあるようです。

皆さんにも是非気をつけて欲しいことですので、どのような体験談があるのか調べた内容を紹介させていただきます。

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目次
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乳歯のケガの体験談

それでは、お子さんの乳歯が埋まったり折れたりするケガが起きてしまったケースを見ていきましょう。

カラベアが見聞きした体験談を、さらに分類して「ケガした状況」「病院、歯科医院での処置」「その後どうなったか」という項目でまとめてみましたので、それぞれ参考にしてくださいね。

【ケガした状況】

  • 1歳半男児がベビーカーで立ち上がり転んでしまった。その際に顔を打ち、生えていた前歯が4本歯茎に埋まってしまった。
  • 映画館にある座る部分が自動で折りたたまれるイスで2歳男児が顔を打ち、乳歯が埋没してしまった。スタッフに頼んで休日でもやっている歯医者さんを探してもらい連れて行った。
  • 9カ月男児がつかまり立ちしながら転倒、テーブルの縁を噛んでいたため下の前歯が折れてしまった。
  • 4歳女児が遊んでいて転んでしまった。
  • 3歳男児が保育園で遊んでいて転んでしまった。
  • 1歳児を自転車に乗せたまま倒してしまった。
  • 3歳男児が公園で遊んでいて、飲み物のボトルを加えたまま転んでしまった。上の前歯は1本抜け、下の前歯2本が斜めに傾いてしまった。
  • 一度ケガしていたところを、滑り台で遊んでいてまた打ってしまった。

お子さんが夢中で遊んでいる時や、保護者がふと目を離したり油断したときに事故やケガが起きているようです。常に気を張っていても予期せぬトラブルは起きてしまうものです。皆さんにも起こりうる事故やケガだということを認識していただけたらと思います。

【病院、歯科医院での処置や所見】

  • 大きな病院でレントゲンを撮ると、永久歯には恐らく支障はなく乳歯も折れていないが、歯の神経に影響があり変色してしまうかもしれないと言われた。埋まった歯を引き出す処置は小さい子供の体力では厳しく、また引き出した後の歯を固定するための別の歯が少ないので現状維持で様子を見ることになった。このまま様子見だけで大丈夫なのか不安になったので小児歯科にも連れていき、乳歯を引き出す処置をしてボンドで固定してもらったが歯茎が腫れたためかその後また埋没してしまった。再受診すると、子ども自身の歯ぎしりがあり固定が難しいとのことで結局様子見ということになってしまった。
  • 小児歯科で麻酔をかけて乳歯を引き出す処置をしてしてもらいボンドで固定してもらったが、しっかり固定できずグラグラのままだった。他の小児歯科にも受診したが他に処置しようがないと言われ様子見となった。
  • 転倒時の骨折状態でもう一度ぶつけてしまうと歯が生えてこない可能性もあるので、子どもを注意して見てあげてと言われた。1,2カ月は絶対安静と言われた。
  • 折れた乳歯を歯科で再植してもらったが、固定されるかどうかは様子を見ないと分からないと言われた。
  • 乳歯を抜き出す処置は、ケガしてから1時間以内でないとできないと言われた。
  • 大学病院に受診したところ、埋まった乳歯を引き出すことは可能だが子どもの負担を考えるとオススメできないし、そのまま自然に生えてくることが多いので、消毒して様子を見ましょうと言われた。心配だったので保健所の歯科にも電話で相談すると全く同じことを言われた。

麻酔を使用して歯を引き出す方法はあるようですが確実に引き出した歯が固定されるとも限らず、子どもの負担も大きいようです。傾向としては自然に生えてくるのを様子見する方が多いようですね。

【治療後の家での対応やケガの予後はどうか】

  • 乳歯を引き出す処置後すぐはグラグラしていたが自然と固定されていき歯の変色もなかった。しかし歯と歯茎の境界部分の歯肉のラインが斜めになってしまった。そこまで不自然ではないレベル。
  • 乳歯が埋まってしまうケガの様子見と言われたが、1カ月ほどでまた自然と生えてきた。今は少し歯並びがガタっとしているかな?くらいの感じになっている。
  • 食べ物は傷口が治れば普通にあげて大丈夫。子どもは横の歯を使うなど何でも工夫して食べていた。
  • 歯が固定できそうか分かるまで2週間くらい力を加えないようにと言われたが、まだ乳児だったのでオモチャ禁止、タオルを噛むのもやめさせるなどが可哀想で親の方がストレスだった。
  • 乳歯を引き出す処置をしてもらって1年くらい普通に過ごしていたが、まだ生えかわりの時期には早いのに気がついたら抜けて無くしてしまっていた。
  • 乳歯を引き出す処置後、2週間はゼリーのような流動食のみを食べさせた。まだ寝るときは哺乳瓶の乳首を咥えながらでないと眠れない子なのに無理矢理卒業させたので、毎晩大泣きされて精神的にもきつかった。3週間ほど経つと乳歯が固定され普通の生活ができるようになった。

歯が固定されるまで、結構不便な生活を強いられることも分かりました。そのあたりの負担も考えてケガした乳歯の処置をどうするか歯科医師ともよく相談する必要がありそうですね。

体験談から見える対処法のまとめ

お子さんが転んだりケガしたりして、乳歯が折れたり歯茎に埋まってしまった人たちの状況を知ってみてどうだったでしょうか?実際目の前で我が子の乳歯が歯茎に埋まって血だらけになっていたら、心配でたまらないですよね・・・。

この体験談の傾向としては、歯科ではレントゲンと消毒をするくらいで、また自然に生えてきたり固定されたりするのを様子見するという場合が多いようです。

だからといって軽く見ても大丈夫ということではありません。特に頭を強く振られてしまった場合、脳震盪などの恐れもありますので大きな事故やケガの場合は救急や総合病院の歯科を受診した方が良いです。少なくとも小児歯科や口腔外科の専門の歯医者さんを選んだ方が安心かと思います。

今回はいったん体験談の紹介ということで区切らせていただきます、さらにカラベアが対処法や治療についての情報を集めたきと思います!

また歯科医療サイドからの情報をまとめて正しい対処法をお伝えしますので、続報をお待ちくださいね。

乳歯や永久歯の保存液の紹介

ケガや転倒で歯が抜けてしまったとき歯を保存するための専用液も販売されていました。これひとつ常備しておけばボトルの中にそのまま歯を入れて保存ができ持ち運びにも便利になっています。

歯の再植には歯の根っこの表面の歯根膜(しこんまく)の状態が重要なので、地面や土などがついたとしても洗ったりせず、できるだけ歯根部分には触れない様に歯冠部分(歯茎に埋まってない部分)を持ちあげて、保存液にそのまま保管してください。

必ず歯の再植が可能になるわけではありませんが、24時間まる1日程度なら抜けた歯の歯根膜を乾燥から保護してくれます。

歯の保存液はコンタクト液牛乳でも代用できますが、6時間程度が保存の目安のようです。また直接口の中に入れての保存なら1時間程度、水道水なら30分程度です。

先に紹介した事例のように外出先で予期せぬケガをしてしまう可能性もありますので、下の商品をカバンの中に1本入れておくと安心できるかと思います。有効期限が2年、歯根膜を傷つけないように根の部分を触らないなどの注意点もあるので、取り扱い方法をよく確認してくださいね。

お子さんに使い方を説明して、通学カバンの中に常備しているというお母さんもいらっしゃるようです。もしもの時の対処法を知り、皆さんもご自分の目が届かないときのことも考えてみてくださいね。

ということで、今回は転倒やケガで乳歯が埋まった、抜けたケガを経験した親御さんたちの体験談のまとめを紹介させていただきました。また次回、歯科医療関係の情報をまとめて正しい対処法も改めて紹介させていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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